疑問文とは、相手に質問を投げかける文章のことです。英語では疑問文の作り方に一定のルールがあります。今回は、be動詞と一般動詞を使った現在形の疑問文の作り方を中心に、基本ルールから応用までを詳しく解説します。疑問文のリード詞(質問の冒頭に置く単語)の移動や、適切な受け答えの方法を理解して、英語コミュニケーションのスキルをさらにアップさせましょう!
疑問文の基本ルール
疑問文を作る際の基本ルールは次の通りです。
- リード詞を文頭に移動する
- be動詞の場合はそのまま文頭に持っていきます。
- 一般動詞の場合は助動詞(do/does)を文頭に追加します。
- 文末にクエスチョンマーク (?) を付ける
- 疑問文であることを示します。
- 残りの文をそのまま保持する
- リード詞を文頭に持っていく以外は語順を崩さない。
be動詞を使った疑問文の作り方
be動詞を使った文章では、動詞(am, is, are)を文頭に移動させるだけで疑問文が完成します。
例文
- 肯定文:I am a manager.(私はマネージャーです。)
- 疑問文:Am I a manager?(私はマネージャーですか?)
他のパターン
- He is a teacher.(彼は先生です。)
- 疑問文:Is he a teacher?(彼は先生ですか?)
- They are students.(彼らは学生です。)
- 疑問文:Are they students?(彼らは学生ですか?)
注意点
- 固有名詞(人名など)は大文字のままにします。
- 例:Mary is a manager. → Is Mary a manager?
- 代名詞は文頭に来るときのみ大文字になります。
一般動詞を使った疑問文の作り方
一般動詞を使う場合は、助動詞 do または does を文頭に追加し、動詞を原形にします。
例文
- 肯定文:You play tennis.(あなたはテニスをします。)
- 疑問文:Do you play tennis?(あなたはテニスをしますか?)
他のパターン
- She likes coffee.(彼女はコーヒーが好きです。)
- 疑問文:Does she like coffee?(彼女はコーヒーが好きですか?)
- They watch TV.(彼らはテレビを見ます。)
- 疑問文:Do they watch TV?(彼らはテレビを見ますか?)
注意点
- 主語が 三人称単数(he, she, it)の場合、does を使います。
- 動詞は常に原形になります。
- 例:She eats breakfast. → Does she eat breakfast?
疑問文に対する答え方
疑問文には基本的に Yes または No で答えます。その後、必要に応じて短い説明を追加します。
be動詞の場合
- Is he a teacher?(彼は先生ですか?)
- Yes, he is.(はい、彼は先生です。)
- No, he isn’t.(いいえ、彼は先生ではありません。)
- Are you happy?(あなたは幸せですか?)
- Yes, I am.(はい、私は幸せです。)
- No, I’m not.(いいえ、幸せではありません。)
一般動詞の場合
- Do you like apples?(あなたはリンゴが好きですか?)
- Yes, I do.(はい、好きです。)
- No, I don’t.(いいえ、好きではありません。)
- Does she play piano?(彼女はピアノを弾きますか?)
- Yes, she does.(はい、弾きます。)
- No, she doesn’t.(いいえ、弾きません。)
疑問文の練習問題
以下の文章を疑問文に書き換えてみましょう!
- He is a student.
- You like soccer.
- They are happy.
- She reads books.
解答例
- Is he a student?
- Do you like soccer?
- Are they happy?
- Does she read books?
疑問文でコミュニケーションを広げよう!
疑問文を正しく使うことで、英語での会話がスムーズになります。質問をすることで相手の考えを引き出し、深いコミュニケーションを築くことができます。ぜひ今回学んだ内容を実践に活かしてみてください!